PCI Express-PCI変換カード(PEX1PCI1)を利用してPT2を使ってみた

だいぶ前に購入したPT2ですがマザーボードを新調した際に、PCI Expressしかマザーボードにないということで、クローゼットの中にしまっていました。

 

 なんとなくもったいない気がして

久しぶりに使ってみることにしました。

 

今回は以下のボードを利用してPCIへの変換を行いました。

    メーカー:StarTech.com

    品番:PEX1PCI1

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 中身はこんな感じで本体 + Low Profile PCI用のブラケットがセットで入っていました。
PCI Expressペリフェラル4pin 電源コネクタを使うようです。

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とりあえずPT2を挿してみました。 

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…結構高さがある。

ケースに収まるだろうか…

測ってみると高さが大体16cmありました。

 

マザーボードに実際に挿すとマザーボードから約15cm高さがあります。

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また、ブラケットのねじ止めもできません。

ねじ止めの位置から約4cm飛び出ています。

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不安定になるので何かテープで止める等工夫が必要になるかもしれません。

 

私は何も考えずに購入しましたがとりあえずケースに収まりました!デカいケースで良かった!(笑)

 

電源ON!

特に問題なくPT2を認識してくれているようです。ドライバ等入れてPT2の動作確認をしてくれるソフトで確認しても問題ないみたいです。

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PT1-PT2-Sample-200+のexeファイル実行→「0」入力で確認できる

動作確認できたので実際にアンテナ線を挿そうとしたら問題が発生しました。

 

S1、T1端子が隠れています!(笑)

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まぁ、マザーボードに挿した時点であっ…てなってましたが…(笑)

これではL字のアンテナ線でも挿せないため、

アンテナ線を改造して中の銅線だけ出し銅線を曲げて挿すことに…

 S1は完全にケースの中です。こちらも銅線だけでいけばつかえそうですが…まぁ、S1は使わないのでヨシ!

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銅線だけだとノイズを拾って上手く映らなくて安定しなかったためアルミホイルテープをたっぷり巻いてノイズ対策をしています。

 

一応これで安定してTV視聴ソフトでTVが映りました。

 

以上、PEX1PCI1を使用して無事にPT2を使うことができました。

今回はPT2を使いましたがPT2が使えるなら色々なボードが使えそうです。

ただ、以下の点に注意が必要です。

● PEX1PCI1PCIボードを挿してケースに収まるかどうか

● ボードをねじ止めして固定できないのでテープで止めるなど、何かしら工夫が必要

● 外部から何かしら接続するタイプのボードだと差込口が塞がる場合がある

 

あと公式サイトの注意事項に「PEX1PCI1は32ビット3.3V PCIカードとは互換性がありません。5Vまたは汎用3.3V/5V PCIカードとのみ互換性があります。」と書かれているためそこも注意が必要です。

 

用途としてはキワモノの部類に入りそうですが以上の点に注意して使えば、PCI Express-PCI変換カードとしてかなり良い製品に感じました。

 


StarTech.com PCI Express-PCI変換カード/変換基盤 1x PCI Express x1 (オス)-1x PCIスロット(メス)/ ペリフェラル用電源 4ピン PEX1PCI1